フリーランスITエンジニアへのロードマップ

私、しまーが社内SEからフリーランスエンジニアなるまでの経緯とやったことをまとめてみました。
会社員時代
社内SEとして組み込み製品向けアプリケーション開発から歩き出しテックリード、新入社員研修講師、新規商品検討・開発などたくさんの経験を積むことができました。
いくつかの会社へ転職しながら開発経験を積む。
また、近年では組み込み製品もAndroid OSで動作するシステムをベースに製品化することが多くなる流れや、スマートフォンなどモバイルデバイスと連携する商品が増えたことに伴いAndroid・iOS向けアプリケーションの開発スキルについても蓄積していきました。
社内SEからフリーランスエンジニアとして独立
転機その1 長女の進学
2019年 45歳の時に、長女が私立高校→ 医療系専門学校へ進学したいとのことで家計が厳しくなりそうなこと、いくつか転職していろいろな開発現場を見て経験したことや、昔から一度は独立して経営なども手掛けてみたいという思い、収入アップを目指したい思いを掛け合わせ、まずは自分ができる起業の道でミニマムリスクで始められるフリーランスエンジニアへ転向を考えるようになり独立するための情報を検索するようになる。
転機その2 新型コロナによるリモートワークの拡大
2020年12月 47歳の時に新型コロナでリモートワーク主体となり、またハードウェアはモバイルデバイスいわゆるスマホを相手に開発案件が加速すると予測したこと、Mac一台あれば可能であること(Android製品だけを対象としたい場合はWindowsPCだけでもOK)
当時勤めていた会社では将来があまり伸び代が無く明るくないと感じ、このまま定年までは続けられないと思い、このタイミングでフリーランスエンジ二アへの転向を本気で考える
まずはフリーランスエージェント数社に登録したところ直ぐにお返事を貰いキャリア面談をしていただくことに。
アドバイザーの方とのキャリア面談で、自分の職歴・スキルを整理。フリーランスとして通用するか・収入はどれくらいになるか。またどれくらいの人・年齢の方がフリーランスエンジニアとして活動されているかなど。いろいろお話しさせていただきました。
面談した結果、最低単価60万円位で稼動できるのではないかとのお話をいただき真剣に考える。
当時の会社での年収はおよそ650万円位、団塊ジュニア世代で上が詰まっていたこと、また 昇格したとしてもそれほど伸び代なさそうでありこのまま定年まで続けるほど魅力を感じなかった。
また、独立していれば月60万(ボーナスなし)でも、青色申告・家事按分による経費計上などを適切にしっかり行えば会社員時代の手取りでの生活より豊かに生活できると判断していた。
決意
2021年1月中頃にフリーランスエンジニアへ転向を決意し案件探しを開始
フリーランスエンジニアを決意した次はやはりパソコンが必要と考え、一番初めに購入したのはMacBook Proでした。
いろいろな案件を経験してわかりましたが案件対応だけであればMacBook Airでも十分だと判りました。ただ、やはりプロエンジニアとしてクライアント様へ常に最高の提案を行えるよう自分で色々なことを勉強、新規技術のテストなど継続的に新しい技術に触れていく事が重要だと考えいています。そのためにはできるだけ高いスペックの環境を準備し常に新たな技術をピックアップしていくためMacBook Proをお勧めします。
2021年2月1日 会社へ退職意向を伝える。
フリーランスエンジニアとして初案件獲得
2021年2月末 有給休暇消化を開始しその間に案件探し、準備
案件を探し始めることおよそ2ヶ月3/末ごろ面談いただいた企業様からオファーを貰い案検参画決定
2021年3月31日 退職
2021年4月1日 管轄の税務署へ開業届 青色申告承認申請書
2021年4月7日 フルリモートでフリーランスエンジニアとして初案件の参画開始、
途中3ヶ月ほど妻と運営しているエステサロンの新店舗開始のため離れたもののその他は安定して案件に就いています。
4年間活動した結果
個人事業主の会計上、単純に年収で比較することはできないですが、会社員時代の収入を遥かに超え案件にも恵まれ、充実した日々を過ごさせていただいております。おかげさまで長女は今年(2025年)3月に国家資格を取得して4月から社会人デビューしました。
今現在はフリーランスエンジ二アがメインの収入源であるので案件が取れなくなる可能性を考え生活防衛のための貯蓄をおこなうなど油断せず、リスク管理を徹底する必要があると考えています。最低でも半年くらいの生活防衛費の確保は必要かと思います。
フリーランスエンジニアを目指し始めてから今日現在まで継続して案件を獲得していくためにフリーランスエンジニアエージェントの方とのコミュニケーションを大切にするよう心がけてきました。まめに連絡をとり良好な関係を維持できるように努めることを強くお勧めいたします。
これから目指したい方や、現在フリーランスエンジニアの方でもこのあたり考慮されていないようでしたら参考にしていただけたら幸いです。
ご質問、ご意見、参考になった、もっとこうしたほうがよかった、もっとここの詳細を知りたいなどなどちょっとした一言でも良いのでコメントいただけると大変嬉しいですし、今後の記事投稿の参考にいたします。最後まで読んでくださりありがとうございました。
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